秋田家史料データベース | 東北大学附属図書館 |
秋田家史料 分類目録 凡例
- 本目録の記載事項は、検索用番号(SQ)・標題・標題ヨミ・作成年月日・作成/差出・宛先・法量・形態・点数・備考・請求番号・分類とする。
- 標題・作成年月日・作成/差出・宛先の記載は、原則として原表記とするよう努めた。
- 典籍の標題は原則的に巻頭書名を用い、それを欠く場合は題箋・書入等に基づき付した。
- 古文書の標題は、おおむね目録作成者が勘案して付した。敬称表現を削ったため、従来の目録の史料名と異なる部分がある。
- 〔 〕は校訂注(推定年代など)、( )は説明注(摘要・書出など)を示す。
- 該当する記述を欠く場合や、統一できない場合(一括文書の法量など)は「-」で示した。備考欄のみ、該当記述を欠き空欄の場合がある。
- 合字は「ヨリ」に置き換えた。
- 梵字は「◎」に置き換えた。
- 秋田家歴代の名称は、解題末尾の系譜を基準とし統一した。
- 排列はおおむね年代順とし、年代が推定できなかったものは各項目の末尾にまとめた。内容によって区分けした分野もある。
- 作成/差出・宛先の欄においては「→」で両者の関係を示し、片方を欠く場合は空欄のままとした。
例:秋田城介→大目付様(差出・宛名ともに確認できる場合)
秋田城介→(差出のみ確認できる場合)
→大目付様(宛先のみ確認できる場合)
- 内書などの宛先に見える「殿」の各書体については、字体の正確な表示が困難なことから「殿」で統一した。
- 書状・書付については、作成・差出人(それを欠く場合は宛先)が判明している時は標題に組み入れた。
例:×書状 書付
○秋田実季書状 岩城義隆宛書状 凍蚓書付- 典籍など、成立年代が推定困難または意義が乏しいものについては、作成年月日を「-」とし奥書等を備考に記した。
- 史料を一括する包紙・紐などについては、原則的に項目をたてず、点数の中にも入れず、一括される最初の史料の備考欄に存在を表示した。
- 箱や包紙、袋がある時は「箱あり」「包紙あり」「袋あり」と注記するが、箱書や包紙・袋のウワ書などがありそちらを表示する場合は省略した。
- 助数詞は原則的に形態と対応させ、巻子・掛軸は「軸」、折本は「帖」、帳簿・冊子類は「冊」(仮綴の場合は「綴」)、大型の地図等は「鋪」とした。ただし文書は「通」、以上にあてはまらないものは「点」で表示した。
- 奥書、書入等の表示において、割書・細字は〈 〉、意味の切れ目の改行は/で表示した。闕字・平出は無視した。
- 法量の単位は糎(センチメートル)とした。
- 採寸に際しては原則的に、掛軸については表装でなく原史料の部分、巻子本については見返し(表・裏)を除いた部分(区別できない時は軸の付け根から端まで)、を採った。
- 巻子、継紙等でハガレの有る場合は、本来の形態および法量を示した。そのため、法量は目安にとどまる部分がある。
- 大半が写本であるため、印刷部分のみその旨を記した。
- 受入られた経緯によって秋田家史料は、全体が丙A/1-11/73(文書)、丙A/1-11/81(蔵品A)、丙A/1-11/82(蔵品BおよびC)、そして追加分A箱からG箱に分けられる。本目録では、「請求番号」の欄で「文書」を73、「蔵品A」を81、「蔵品B」を82、「蔵品C」を82c、追加分AからGを各々A~Gと表示した上で、各区分内の整理番号を示した。出納にあたっては、請求番号が必要である。